寒くなると何故かアイスが食いたくなる。(かざみどりSS含む)
そろそろポケモン予約しなきゃ。
あっという間に10月半ば。
来週からまた担当案件でバタバタするかと思うと頭いたくなってくる…あ″あ″あ″あ″っ!
それにしても風が冷たくなってきましたね。
体調崩すスタッフさんが増えてて私も気を付けなきゃな…って感じています。
あ、、、ブログページをリスト化しました!
(文は拙いけれども)SS書きたい気分が増してるのと、もうちょっとブログの更新率をあげたいので……!
自分のサイトだからこそ気ままに更新していけたらなぁと思っています。
続きは一つ前の記事にあるSSの続きです。
◆
“あの事件”以来、私は異動となった。以前の通勤ルートと比べ十分位近くなったと思う。
主様より預かった小ぶりのカードをセンサーにかざせば解錠を示す緑のランプが点灯する。重圧な扉を開けると“ここに住まう者は小柄な人なのでは?”と思う程に小さな靴が綺麗に並べられていた。
ーー大きな汚れは見当たらない。私たちのような給仕にお任せすれば良いものを。
彼女は私生活の身の周りでできることは極力自分で行うようにしていた。
彼女は給仕<私たち>が想像する以上に几帳面だ。念入りに作業<清掃>を行わなくても良いのはとても有難いが、もう少し頼っていただきたいな想いながら今日も靴を脱ぎ台所へと向かう。
ただ、水回りの清掃と“染み抜き”は苦手でいらっしゃるようだ。使い捨てのゴム手袋を装着し、王宮秘伝のスプレー<洗剤や石鹸>でピカピカに磨き上げ、汚れ物は摘まみ取る。
ダブルサイズのベッドは敷布から全て剥がし、王宮へ接続することができるフープから同じ型の敷布等を取りだしセットする。ベッドメイキングは完璧だ。
洗濯機の近くの籠の中に入れられた朝風呂の名残をフープの中へ投げ入れ、代わりにフワフワのタオルを取り出し、ホテルの脱衣所のように仕上げていく。
二つのクローゼットの片方を開き、几帳面に並べられた着替えとドレスを見て微笑んでしまう。
もう一つのクローゼットは男物の仕事服がこれもまた彼女の性格がわかるほど綺麗に並べられている。
一着だけ、上着の腕と腰の辺りに見慣れない皺がある。……あぁ、きっと無性に寂しくなってこの服を抱き締めたのだろう。主様、彼女を退屈にさせ過ぎてはいけませんよ。
思わず顔が綻んでしまう。いけない、いけない。今はお仕事中です。
持ち込んだ食材を広げ調理器具を取り出し、手早く野菜や肉を切る。託されたレシピを確認の意味で追いながら完成へ近づけていく。
炊飯器から吹き出す湯気が部屋に充満する時、オートロックが外れる音がした。
火元からは離れられず申し訳ございません。心のなかで謝りつつ、キッチンから“お嬢様”をお迎えする。
「お帰りなさいませ神子様」
「ただいま。……あ、芳実さんいらっしゃったんですね」
とてもいい匂い……と、トマトベースのスープの香りにつられたようだ。グルルルと腹の音が芳実の耳に届く。
ーーそれはそうでしょう。お昼ご飯を全く口にされておりませんでしたからね。ちゃんと食べて栄養つけませんと、また主様にお叱られますよ?
相当湯船に浸かったのだろう。風の神子ーー凪の頬は紅潮していた。
加えて芳実が準備していたロールキャベツに箸を入れ、口へ運べば次第に頬が緩んでいく。
「お……美味しい……体に染み渡る味……」
「喜んでいただけて光栄です」
当然だ。このトマトベースのロールキャベツは主様直伝のレシピだ。頭<ヘッド>の小金井が付きっきりで一週間分のレシピを叩き込まれたのだから。
一流半の学院とはいえ、紫雲学院の中間試験は厳しいものだ。できるだけ勉強に打ち込めるように温かいご飯を用意してお嬢様をお迎えするように、また勉強で困っているようであれば相談に乗ってあげるようにと上からの指示を受けていた。
「明日は薬草学の試験であると伺っておられます。例年ですと第二版の症例から出題されるでしょう」
……と、芳実が言うと、凪は目を丸くする。
「芳実さん、出題傾向がわかるんですか?」
「はい。恥ずかしながら私も紫雲出身です。ーーですので、神子様がお困りのことがありましたら何でも聞いてください」
……勿論、恋のこともですよ?
少し意地悪そうに凪に言えば彼女の頬はさらに紅みが増した。……耳も紅くなってるじゃないの。
「え……えっと……じゃぁ、ちょっと相談に乗ってほしいなぁ……」
「はい、何なりと」
十月二十四日が朝日の誕生日であることを伝え、何か喜ばせてあげたいと芳実に伝える。恋人となってからの初めての“彼だけの特別な日”だ。
そういうことでしたら、この芳実にお任せください!
いつも以上に生き生きとする給仕に少し身構える凪であった。
◆
前回のブログの続きです。
つか、このままちゃんと書き続くのかな?(一気に不安になってきた人)
前回のイチャイチャとは異なり、今回は芳実さんっていう鷹司家に仕える人を目線に凪の感じが狭間見れたらなぁっと思い書いてみました。
几帳面って書いてますが、鞄の中身はごちゃごちゃしていたりするので俗に言う「変なところだけ真面目」ってやつです。
あと、この時は朝日が家に来ることが増えたので(何をしているかは給仕の秘密です)
家具の端々が(ここから先は給仕の秘密です)
なんで朝日の仕事着が(ここから先は給仕の秘密です!)
リア充爆発しろ!!!!!
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